最終更新日 2024年10月24日 by niefrancisf
近年では様々な投資を行う人が非常に増えてきていますが、その一つに投資信託と呼ばれるものがあります。
どのようなものなのかと言うと、投資家からお金を集め一つの大きな資金としてまとめ、運用を行う専門家が株式や債券などに投資したり運用する商品のことを指します。
その運用した成果が投資家それぞれの投資額に応じ分配される仕組みです。
集めた資金をどのような対象に投資を行うのかは、専門家が行うことになります。
参考:投資信託おすすめしない
少ない金額から購入できる
このような投資信託には数多くのメリットがあると言えるでしょう。
その一つは少ない金額から購入できるということです。
通常であれば、株式投資を行うとなると、ある程度まとまった資金を用意しなければなりません。
とはいえ投資信託の場合には、1万円程度の少額から手軽に始めることができるので、あまり資金を用意することができないという人にはピッタリと言えます。
株式や債券などに分散投資が行える
そして二つ目には株式や債券などに分散投資が行えるという点です。
投資の基本として分散投資が挙げられ、これは資産をいくつかの商品に分けてリスクを分散させる目的があります。
個人の投資家が自分で分散投資を行うとする場合には、多くの資金が必要です。
しかし投資信託の場合には小口のお金を集め一つの大きな資金の塊として運用を行うことになるため、様々な資産に分散投資を行いリスクの軽減につながります。
専門家により運用される
そして専門家により運用されることも大きなメリットと言えるでしょう。
投資に必要となる知識や手法などを個人で身に付けたいと思っても、なかなか難しいものです。
この方法は経済や金融などに関する知識のある専門家が、投資家に変わり運用を行う方法です。
個人では買えない、またなかなか買いにくい海外の株式、特殊な金融商品への投資も可能なので、投資の幅が大幅に広がります。
高い透明性がある
最後に高い透明性がある点です。
原則として毎日取引価格の基準価額が公表されていて、資産価値がわかりやすい金融商品の一つと言えるでしょう。
決算ごとに監査法人などの監査を受けることから、比較的透明性が高いことが伺えます。
まとめ
このようなメリットがあるものの、販売会社や運用会社、信託銀行などのそれぞれの機関が役割を果たすことにより成り立つ金融商品に当たります。
万が一このような機関が破綻した場合には、どうなってしまうのか心配になる人も多いでしょう。
万が一機関が破綻してしまったとしても、投資家が預けたお金はどれぐらいの投資額があるのかにもかかわらず、制度的に守られるようになっているため安心です。