最終更新日 2024年10月24日 by niefrancisf

不法投棄の対処方法①

不法投棄されたらどうすれば良いのか。

いつのまにか自宅の庭にゴミが投げ捨てられていたり、敷地の隅に不燃ごみを置いて行ったりする不法投棄がありますが、その時処分はどのようにすれば良いのでしょうか。

それについてご説明致します。

廃棄物の処理及び清掃に関する法律で「ゴミを好き勝手に捨ててはいけない」、またお金がかかる法律が定められています。

事業所から出るのが産業廃棄物、動物の死骸などもゴミの一つになります。

自宅以外の空き地でバーベキューをしてその燃えがらの隅を放置したら不法投棄になります。

自転車を壊れて乗り捨てた場合も不法投棄になりすし、それによって五年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金、あるいはその両方が適用される場合があります。

不法投棄されたときはそのごみによって対処が異なります。

テロなどの場合もありますのでしっかり理解しておきましょう。

ゴミ袋や箱だった場合には絶対に開けずに、そのままにしておきましょう。

そして110番ではなく地元の警察署に連絡をすると良いでしょう。

110番ですと、少し騒ぎが大きくなり過ぎてパトカーがサイレンを鳴らして駆けつけてきてしまう場合があるからです。

警察の方にゴミを確認してもらえたら、テロなどの問題がない場合はその処理を指示してくれますので、それに従いましょう。

たびたび不法投棄される場合は必ず一度警察に相談してみましょう。民事不介入を掲げる警察は不法投棄ではなかなか動いてはもらえませんが、あまりにも悪質な場合は動いてくれます。

不法投棄の対処方法②

犯罪性の問題がない場合のゴミの不法投棄の場合は警察よりも役所に連絡をします。

問題なのは不法投棄を見つけた人は速やかに自治体に通報しなければいけないと法律で定められてはいるものの、しかしそのゴミの処分は自治体に責任がないことです。

なので大抵の場合は不法投棄した人物を特定できないため、不法投棄された側の人が自分で処分しなければならなくなります。

その場合の処分料なども負担しなければいけないのです。

これは非常に不理不尽に感じますが、それが現状の法律になっております。

自治体が処分してくれないその理由は、本当にその人のゴミでないのかどうか、不法投棄した人が実際誰なのかということが特定できないことにあります。

したがって自治体がその度に処分をしていると、それを利用して不法投棄と偽ってゴミをタダで処分しようとする人が現れてしまうからです。

あっちを建てればこっちが立たなくなるといった、大変難しい問題です。

それでもルールに定めてあり、それに反すると不法投棄になってしまうのでちゅういしましょう。

ちなみに敷地内でなく、公道に捨てられた場合は、公道は実際の所有ですので警告文とか紙を貼って不法投棄した人に持ち帰るように呼びかけます。

罰金が科されるなどといった警告がしっかり書かれているので、再発を防ぐ効果は期待できます。

不法投棄をされないための対策

不法投棄は現行犯でない限り、なかなか捕まえることができないので、不法投棄をされない予防策を考えることが重要です。

例えば防犯カメラを設置したり、垣根や壁の家の周りに目隠しを減らしたり、草などを刈ってゴミを放置しにくい清潔な環境を作ったり、ホームセキュリティサービスを依頼したりすることです。

また、不法投棄禁止の看板を立てたり、立ち入りできないようにロープを張ったりすることなども有効です。

防犯カメラの設置の仕方ですが、警察庁の発表では神奈川のある地域で防犯カメラの設置を始めると犯罪率が26%も減少したそうで、かなり効果があるということが考えられています。

防犯カメラによって住居侵入の防止や車へのいたずらなども防止できる効果が期待できます。

またストーカー被害なども防止できるので、不法投棄以外の効果も期待できるので設置を検討なさるのは良いと思います。

防犯カメラはどこに設置すると良いのでしょうか。

玄関周り、家裏口、勝手口、家周辺門扉、ポスト、外壁などが一番有効です。

しかしこれだけ全ての場所におくわけにはいきません。防犯カメラ1台5000円から2万円程度もかかりますのでかなり莫大な出費を覚悟しなければならなくなるからです。

なので一番良いのは、玄関周りなどに置くと良いでしょう。

防犯カメラで犯人を突き止めるというよりも、むしろ近くになるような効果を期待するためにも、あまり隠しておいておくと結局死角に不法投棄されてしまうかもしれません。

したがって、一番簡単なのは不法投棄禁止の看板を立てることです。

特に自宅の敷地内でなく、離れた場所にある所有地に不法投棄をされることに悩んでる人は江東木の看板をしっかり立てましょう。

「見つけたら通報します」という風に警告しておくこともかなり有効です。

また空き地を所有している方はロープをしっかり貼ることもお勧めします。

以上のような対策を立てて、産業廃棄物の不法投棄をしっかり対策していきましょう。

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