最終更新日 2024年10月24日 by niefrancisf
年功序列制が事実上崩壊し、給料の伸びは期待できません。
少子高齢化社会では保険給付のあめの支払額が増大する一方で、現役世代の数は減少の一途をたどります。
高齢化社会では医療介護保険財政も逼迫し、社会保険の負担はますばかりです。
年金だけでは安定した生活を確保することも困難で、リタイアして悠々自適の生活というのはもはや過去の物語となりました。
最近ではいわゆる「2000万円」問題が注目をあつめ、いかにして退職後の生活防衛のために2000万もの試算をいかに確保するのかが重要な課題として認識されるようになりました。
日本人の貯金好きは世界的に異例
日本人の貯金好きは世界的に異例で、タンス貯金を含めた預金試算は1000兆円をこえるとの指摘もあるほどです。
しかし昨今の経済情勢のあおりで、0%金利政策を金融当局は当面維持する見込みです。
わずかでも高い利息のために定額預金などに預けても、利子などはほとんどつきません。
解約後に時間外にATMを利用したりすると、利息は吹き飛びマイナスになってしまいます。
都市銀行のなかには年間の口座意地手数料を請求するところも出てきました。
このように貯金をポートフォリオの主軸にすえるのは得策とはいえません。
今後は中長期的にインフレ傾向になることが予想されていて、現金の購買力は低下していくからです。
資産形成で積極的にアクションをおこすべき必要に迫られている今日にあって、誰もが投資に向き合うことが必須のタスクとなっているといっても過言ではありません。
毎月一定額の金額で金現物を少しずつ購入するゴールド積み立て
しかし投資ときくと、どこか胡散臭い、ばくちのイメージが強い等、今一歩踏み出せない向きも少なくないでしょう。
リスクは避けたい、でも中長期的に試算を安定的に増やしていきたい、こんな希望をお持ちならゴールド積み立ては、有力な投資の選択肢になるはずです。
ゴールド積み立てとは、毎月一定額の金額で金現物を少しずつ購入するというものになります。
最低金額は一月5000円程度もあれば十分で、誰でも気軽に始めることができます。
(参考:株式会社ゴールドリンクの「プラチナ/ゴールド積み立てくん」やってる方いますか?)
ただし貯金と異なって利息は付きません。
したがって貯金と同じ感覚では少し戸惑うかもしれませんが、わずかな利息をあてに定期貯金などに投入するくらいなら、金投資には比較してあまりあるメリットがあります。
そもそもゴールド積み立てとは、金現物を積立購入しすこしずつ保有量を増加させてゆくものので、投資のジャンルではコモディティというジャンルに分類されます。
積極的な資産運用をめざすなら、株式や投資信託などが代表的です。
しかし株式などの有価証券は大きな収益を期待できる反面、銘柄選びを間違えると大きな損失を被ることになります。
信用取引などを利用していると、数日の間に証拠金がけしとんで追加で入金を請求されることもあります。
さらにどれほど優良銘柄でもマーケット全体が暴落傾向にあるときは、間違いなく株価は下ります。
株式などとは異なる値動きをする特性を持っているゴールド
このようにメジャーな投資スタイルの株式などは、収益を狙うにはそれなりに勉強して、自分のトレードのスタイルを決めてからマーケットに向き合う必要があるわけです。
マーケットの株価はどれほど右肩上がりでも、多くの投資家は損失をこうむり市場から退場を余儀なくされています。
このようにメジャーな投資対象の株式などの有価証券は、初心者にとってはかなり敷居が高いのが現実です。
これに対して金を代表とするコモディティは、株式などとは異なる値動きをするという特性を持っています。
コモディティには農産物から石油、工業用の金属に至るまで色々な種類があります。
そのため価格動向にはそれぞれ違いがあるので一概には言えませんが、金はリスク逃避手段として過去より重視されてきました。
それというのも金は採掘量が限定されているからです。
金と人類の付き合いは紀元前にさかのぼるほどですが、人類が採掘した金はプール4杯分ほどと推定されています・産地も南アフリカやロシアなどに限定されます。
かつては黄金の国と評された日本もほとんど掘りつくしているのが現状です。
現在のスペースで採掘を継続すると、概ね20年ほどで枯渇するとみられているほどです。
つまり金は流通量も採掘量も限定されているので、普遍的に経済的価値を持ち続けます。
まとめ
株式市場が暴落しても安全な試算逃避先として金は常に市場関係者に意識されています。
有価証券では毎日、マーケットの動向に目を光らせていないと知らぬ間に大きな評価損を抱えてしまうことも或るわけです。
しかし自分の保有目柄の動向ばかり意識していては、ストレスも相当なものになります。
これに引き換えゴールド積み立てでは、少しの金額を支払うだけで堅実な金融資産を積み上げていくことふぁ叶います。
もちろん金の価格も変動するのでリスクはあります。
一挙に金現物を購入すると、価格が下ることで損失を被るリスクは高くなります。
ゴールド積み立てでは、購入機会を分散できるので価格動向の言動も小さく抑えることができます。